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2001年4月29日(2397号)

■計測連合シンポジウム「先端計測2001」開催
    (5月16・17日 東京港区の日本学術会議講堂で)

分野を超えて計測理論、技術を共通資産に
各分野の最新知見を公開

日本学術会議、計測工学専門委員会は多数の関連学会の協力によって計測連合シンポジウム「先端計測2001」を5月16,17日の両日、東京都港区六本木の日本学術会議講堂で開催する。本シンポジウムは、分野を超えて有効な計測の理論、技術、手法、装置、システムなどに関する最新の知見を、各分野における最先端の研究者・技術者による講演や討論をつうじて、共通の学問・技術資産とすることにより、計測工学の統合と発展に献上することをめざしている。

日本計量史学会岩田顧問も発表
シンポジウムは「計測技術における21世紀の展望」のパネルディスカッションと講演を予定。岩田重雄日本計量史学会顧問(前会長)は「東アジアの長さの計量の起源−特に日本について−」を発表する。

計測連合シンポジウム「先端計測2001」

【主催】日本学術会議、計測工学専門委員会
【共催】日本機械学会、精密測定技術振興財団他
【日時】2001年5月16目(水)、17日(木)
【場所】日本学術会議講堂(地下鉄千代田線乃木坂駅下車表参道側出口徒歩1分)
【費用】無料(ただし、予稿集7,O00円<学生1,000円>)・予稿集は、全参加者に購入していただきます。
【プログラム】
*5月16日(水)10時〜17時15分
(1)「東アジアの長さの計量の起源−特に日本について−」岩田重雄(日本計量史学会)
(2)「食物における計測一ニュートレンド感性計測へ一」井川憲明(明冶大学)
(3)パネルディスカッション「計測技術における21世紀の展望」司会・梅田章(計量研)、パネリスト・小泉英明、小林彬、藤波明平、山崎弘郎

*5月17日(木)1O時〜17時15分
(1)「1分子ナノバイオサイエンス」柳田敏雄(大阪大学大学院)
(2)「すばる望遠鏡と計測」家正則(国立天文台)
(3)「極低温(一269℃)から高温域(950℃)までのひずみ計測」山浦義郎(株式会社共和電業)
(4)「マイクロマシニングセンサとその工業的応用」長田光彦(株式会社山武)
(5)「先進安全自動車(ASV)への計測技術適用」白石紀明(マツダ株式会社技術研究所)
(6)「人間型ロボットの開発について〜新しいモビリティヘのチャレンジとしての取り組み〜」竹中透(株式会社本田技研研究所)

【問い合わせ先】
東京工業大学大学院理工学研究科機械宇宙システム専攻助教授梶原逸朗
Tel03−5734−2502、Fax03−5734−2892、E一mail=[email protected]

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